お知らせ
形状最適化システム RICOS Generative CAE が CES Innovation Awards® 2025 を受賞
AI とシミュレーション技術で製品設計の効率化と高付加価値化を実現する株式会社RICOS(本社: 東京都千代田区、代表取締役 井原遊、以下 RICOS)が開発する「RICOS Generative CAE」は、RICOS として初の Innovation Awards® 2025 を受賞しました。(受賞製品の掲載ページはこちら)
CES Innovation Awards® について
CES Innovation Awards® プログラムは、消費者向けテクノロジー製品の優れたデザインと技術を表彰する、毎年開催されるコンテストです。このプログラムでは、消費者向けテクノロジー製品の各カテゴリにおいて評価を得た製品を表彰します。評価基準としては、製品における技術や機能性、デザイン性、独自性、イノベーション性などが挙げられます。(※)
RICOS Generative CAE について
■RICOS Generative CAE の特長
・製品形状の“量産可能な範囲内”での変更案を、自動で提案
・提案された形状変更後の性能を自動で評価
・より高性能(最適)な形状を特定
■RICOS Generative CAE を開発した背景
自動車、航空宇宙、機械、重工業などの製造業の設計・シミュレーション業務において、CAEツールの利用は広く一般的に行われています。しかし、扱う人の技術習熟度や、シミュレーションの計算時間の問題等から、必ずしも利用が十分に行われているとは言えません。
結果として、製造販売に至るまでに十分な回数の設計変更/性能検証のトライアンドエラーが出来ず、製品が求める性能を十分に引き出せていない問題が起きている、と弊社は考えております。
■RICOS Generative CAE の機能やメリット
上記のような課題に対し、弊社では「自動で設計を変更、性能検証ループを多数(数十万回以上)行い、より良い形状を探索・提案するシステム(Generative CAE)」の開発を進めています。
本システムは “量産可能性” を一つのファクターとして内包しており、結果として、量産に耐えうる形状の中でより良い性能の形状案を提案する仕組みとなっています。
主な機能としては、3D形状の生成、従来のシミュレーションよりも100倍以上高速な製品の性能評価、直感的な操作で使いやすいブラウザベースのインターフェイスなどが挙げられます。これらの機能が設計業務の効率化、製品性能の向上、および設計・シミュレーションに要するコスト (人件費やハードウェア・ソフトウェア費用など) の大幅な削減につながり、設計・製造プロセスの高度化に貢献します。
■導入事例
【導入事例】ダイクレ:アンカーパネル設計を形状最適化システム「RICOS Generative CAE」で自動化 〜 1週間かかっていた設計作業を 1日で完了させる仕組みを構築〜
■会社情報
株式会社RICOS
所在地:東京都千代田区丸の内二丁目3番2号
代表:代表取締役 井原 遊
会社HP:https://www.ricos.co.jp/
採用ページ:https://www.ricos.co.jp/recruit/
(※)The CES Innovation Awards are based upon descriptive materials submitted to the judges. CTA did not verify the accuracy of any submission or of any claims made and did not test the item to which the award was given.