RICOS Cloud CAE
RICOS Cloud CAEとは
CADモデルからメッシュを生成〜解析結果の可視化まで、RICOSの保有するクラウド環境でシミュレーションが可能です。
計算時間に対する従量課金制を採用しています。また、トライアル用の計算リソースを用意しており、1回10分までの計算であれば何度でも無料で使用できます。現在、構造解析・熱解析・固有値解析が利用可能です。
RICOS Cloud CAEの特徴
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①インストール作業や計算資源の準備が不要
ブラウザ上で作業ができ、シミュレーションの計算はRICOSの計算資源で行われます。そのため、これまで必要だったツールのインストール作業や、大規模な計算資源の準備は不要です。
お使いの端末からwebページにアクセスするだけで使えるため、簡単に導入することができます。また、タブレット端末からも便利にお使いいただけます。 -
②計算時間に対する従量課金制サービス
時期によって使用頻度に差があるお客様や、自社製品の評価に適用可能かを試したいお客様にとっては、年間ライセンス単位での購入はハードルが高いものとなります。
RICOS Cloud CAEは計算時間に対する従量課金制を採用しているため、ある時期に集中して使用したい場合や、単発のプロジェクトで使ってみたいというニーズにも対応可能です。
また、トライアル用の計算リソースを用意しており、1回10分までの計算であれば何度でも無料で使用できます。有料の計算リソースで計算を実行した場合のみ料金が発生し、アカウント登録料や月額基本料金などはありません。 -
③直感的な操作が可能
例えばある面に解析条件を設定する場合、条件を設定したい面をクリック・タップで選択し、表示される欄に値を入力するだけで条件設定ができます。 画面上での直感的な操作のみで解析条件の設定や結果の確認を行えるため、誰でも簡単にCAE作業が可能です。
活用シーン
自社製品の評価にCAE導入を検討しているとき
シミュレーションを行うためには、ライセンス購入、インストール、計算機資源の準備など、さまざまなハードルがあります。
RICOS Cloud CAEではアカウントを作成し、webページにアクセスするだけ導入することが可能です。
シミュレーションソフトのライセンス費用を最小限に抑えたいとき
従来のシミュレーションソフトのライセンス形態は年間購入、買い切りのものが主です。
RICOS Cloud CAEは従量課金制ですので、使いたいときに使いたい分だけお支払いいただくことができます。
営業先でシミュレーションを用いた説明をしたいとき
従来のシミュレーションソフトはPC上で操作するものが主です。
RICOS Cloud CAEは、シンプルで直感的なUI/UXおよびブラウザベースのため、タブレットなどの端末でも操作が可能です。製造現場や営業先など、タブレットを用いながら、シミュレーション結果に基づいたフィードバックや製品の優位性の説明ができます。
機能一覧
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現在サポートしている機能
・CADモデルからメッシュファイルを生成
・解析条件の付与
・解析結果の可視化
・構造解析
・熱解析
・固有値解析 -
今後サポートする予定の機能
・RICOS Mesh:品質のよいメッシュの作成
・OpenFOAM による流体解析
料金体系
トライアル用計算リソースを選択した場合
1回10分までの計算であれば何度でも無料です。解析を実行する際に計算リソースが選択できますので、「free
instance」を選択し、実行してください。
※計算リソース:IvyBridge, 1コア、8GB
有料のリソースを選択した場合
計算リソース | 料金 |
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iv_1x_8: IvyBridge, 1コア、8GB | 8円/h/node |
iv_2x_16: IvyBridge, 2コア、16GB | 16円/h/node |
iv_8x_60: IvyBridge, 8コア、60GB | 64円/h/node |
iv_24x_100: IvyBridge, 24コア、100GB | 150円/h/node |
iv_24x_480: IvyBridge, 24コア、480GB | 240円/h/node |